極寒の真冬日が戻ってきたのは良いが、一昨日までの高温と季節外れの雨のせいで、路面がツルツルのボコボコで、歩きにくいことこの上ない。なんどもコケそうになり、その都度グッと堪え、無事生還できた喜びを噛み締める。ツルボコ路面にカチコチの轍がそこかしこにできており、車もさぞかし運転しづらいだろう。あちこちでドライバーが四苦八苦しているのを目にするが、僕など脱ペードラしたとしても、こんな悪路を運転できる自信はない。こう考えた時、生活スキルが絶望的に低いのを思い知らされる。

ときにまた口内炎が痛い。先週、左上唇にできていたのが治ったのも束の間、今週になって左下唇にできた。元々、口内炎ができやすい体質なのか、それは分からないが、せいぜい月に1回程度だったのが2回に増えつつある。怠惰に加え、運動不足や偏食が祟っているのかもしれない。しかし、そんなのはお構いなしに、昨夜もテニスの録画中継を観る為に夜更かしをした。イスラム国関連で大きな動きが無かったので、放送は時間どおりだった。期待された錦織は残念ながら接戦の末に敗退した。僕は女子テニスの方に興味があるから、男子は結果だけ分かれば後はもう良い。

今月は西野カナにハマり始めた、ある意味運命的な月となったが、先週末にまたレンタル半額デーがやってきたので、既発のアルバムを全て借りてきて、ライブラリに追加し、暇さえあれば聴いている。やはり彼女の歌声は耳心地が良いし、楽曲もバリエーションに富んでいて飽きさせない。次はライヴBDを購入して、更にディープにハマってみたい。こんな感じだから、もし近場にツアーでやってきた暁には、ひょっとしたら観に行ってしまうかも知れない。西野熱がヤバイ。

 

映画鑑賞記

ロジャー・ドナルドソン監督作「ハングリー・ラビット」("Seeking Justice" : 2012)

謎の組織に殺人を依頼した事で、犯罪に巻き込まれていく男の姿を描くクライム・スリラー作品。

ニューオーリンズの高校に国語教師として勤務するウィル(ニコラス・ケイジ)は、音楽家のローラ(ジャニュアリー・ジョーンズ)と共に、充実した日々を送っていた。ある夜、ローラは帰宅途中に暴漢に襲撃され、重傷を負ってしまう。病院に駆けつけ、ローラの回復を願っているウィルの元へ、サイモン(ガイ・ピアース)という男が接触してくる。曰く、自分は正義を追求する組織の代表として来ており、ローラを襲った犯人を特定できている。その男はレイプ犯だが、法で裁いたところで、刑期はたかが知れている。自分に任せてくれさえすれば、首尾よく片付ける。見返りは後日、簡単な頼まれ事に応じてくれれば良い、との事だった。ウィルは躊躇ったが、ローラを慮る一心でその件をサイモンに一任する。後日、ローラを襲った男は、自殺を装ってサイモンの組織に殺害される。事件から半年が経過し、ウィルは回復したローラとの平穏な日常を取り戻しつつあった。そんなある日、サイモンが再び、ウィルの前に現れ、依頼に応じる様に執拗に迫る。それはある性犯罪者の男を自殺に見せかけ、殺害するというものだった。ウィルは頑なに拒否するが、窮地に追いやられ、苦渋の決断をする。ところが後になって、死んだその男が犯罪者ではなく、新聞記者だった事が判明する。

正義を追求すると称して、独善的に犯罪者を代理処罰するという、謂わば自警団の様な組織の存在を実しやかに描いたスリラー。彼らは法が無力であるが故に、犯罪者が野放しになっていると考え、秩序の維持を図るべく有志で結集した組織とされ、悪性で真っ黒な犯罪集団では無い。ウィルやローラの様に、犯罪被害に遭った者達に接近しては、組織の考えに同調させ、メンバーに勧誘するというのが手口らしい。警察や学校など、社会の至る所にメンバーが紛れ込んでいる様子が伺える。もちろんフィクションだけど、保守系メリケンなら強ち無いとも言い切れぬ価値観だけに面白い。組織の合言葉は"The hungry rabbit jumps."(飢えた兎は跳ぶ)で、事ある毎にこの言葉が繰り返されるから、邦題にもなっているワケですな。ウィルはローラを襲撃した犯人を代理で処刑してもらった代わりに、自分も組織の一部として一仕事するハメになる。ところが、純粋に正義を追求するはずだった組織が、サイモンはその存続を自己目的化する余り、存在を嗅ぎつけた記者を犯罪者に偽装して、ウィルに殺害させようとする。ウィルは危険を冒しながらも、記者の掴んだネタを探り当て、組織の全容を白日のもとに曝け出そうと奮闘するというハナシで、なかなか見応えがあったなと。学校とか動物園とかバスとか、本題以外の文化的側面も垣間見られて楽しい。あとウィルとローラの部屋の内装がサレオツで良い(笑)

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